外に出て食事をする機会が一気に失われた。
街のレストランや居酒屋はどんどん
なくなってしまうだろう。

お客様に喜んでいただくため、
必要とされるため、
そして何とか生き残るために
外食産業に携わるすべての人たちが、
今まで以上にもっと考え、行動し、
一生懸命にならなくてはならない時代になった。

「外食が絶対に必要である」とは思わない。
外食をしなくても十分に幸せに暮らしていける。

しかし、外食には
人と触れ合い、人と話して、
体感することができる
料理、サービス、空間の魅力
オンラインでは味わえない「コト」の魅力がある。

テイクアウトやデリバリーなどがメインになる、
新しい様式の世界になってもいい。
我々が新しい外食の魅力を
創造することが出来ればいい。

ただ、その中で、
お客様に忘れてほしくない想いがある。

それは
「外食することって楽しい」って、いうこと。

あの頃、みんなで楽しんでいたお店の人たちは今、
皆さんがまた笑顔で訪れてくれる日を心待ちに、
日々、前を向いている。